A面はマーティ・ペイチ率いるリッチなオーケストラとの共演、B面は名ピアニストのボブ・フローレンス率いるビル・パーキンスやステュ・ウィリアムソンら西の名手たちを擁した彼女のツアーに於けるレギューラー・グループでの'61年コンサートを収録したジャジーな好盤。聴き応えのあるバッキングともにスウィンギーに駆け抜ける "A Lot Of Livin' To Do"、コケティッシュな魅力に溢れた独特のキュートなハスキーヴォイスが映える "Round Midnight"、"My Ship" といったバラードまで素晴らしい。