ピアニスト/プロデューサーとマルチな才能でブルーノートに多大な貢献をしたデューク・ピアソンが、タイトルの様にビッグバンド編成を披露した'68年発表アルバム。ペッパー・アダムス、ボブ・クランショウ、ミッキー・ローカーら錚々たるメンバーが参加。オリジナルの "New Girl" を筆頭に、"A Taste Of Honey"、 "Time After Time" といったスタンダードまで重厚でリッチなアンサンブルは何も素晴らしく、自身のピアノをフィーチャーした美しい歌心が素敵な "Ready When You Are C.B." まで洗練されたサウンドは大いに聴き応えあり。