ジミー・レイニーと共演したニュージャズ盤でも知られる燻銀ピアニスト、ホール・オーヴァートンが幻の極小レーベルに残した非常に数少ない(唯一?)アルバムです。A面はフィル・ウッズの涼やかで華麗なソロをたっぷりフィーチャーしたカルテット演奏。B面は同演奏ながらウッズを抜いたトリオ演奏を収録。タイトルのように練習用の側面も試みた素晴らしい企画もので、同演奏ながら全く違う味わいの演奏が愉しめる魅力たっぷりの一枚です。
Phil Woods(as) Hall Overton(p) Teddy Kotick(b) Nick Stabulas(ds)