リンダ・ラヴレース主演の全米で最初といわれるカルト・ポルノ映画『ディープ・スロート』その第二弾のサントラ盤。
その過激な内容に当時FBIが映画のフィルム/マスター音源を没収してしまった程のスキャンダルになった問題作。しかも第一弾とは違い近年'04年まではリプレスもなかったので、このオリジナル盤は非常にレアで入手困難な逸品となっております。
参加ミュージシャンはノンクレジットで、リリースもブラックスプロイ究極のレアアルバム『Lialeh』と同レーベルというのも非常に興味深い。
当時センセーショナルな話題を巻き起こした作品は勿論ですが、その音楽もコレがまた最高。中盤などで小気味良いパーカッションブレイクも入るアグレッシヴなカルト・ロッキン・ファンク "Run Linda Run"、レアグルーヴ好きもマストな黒汁たっぷりのソウルファンク "She's Got To Have It"、パーカッションの効いたソウルフルなインスト・ラテンファンク "Latino"、ローラ・グリーンなる女性シンガーをフィーチャーしたヒッピー〜ソフロ系の洗練ラウンジ "La La La" ほか、ディープなライブラリー路線まで多彩なサウンドともにサントラならではの旨味がぎっしり詰まった最高の内容!