■COMMENT
マイルスに引き抜かれるまではボクサーだったという異色の経歴をもつピアニスト、レッド・ガーランドが長年所属していたPrestige時代のラストを飾ったトリオ作品です。この録音(1962年10月9日)をもって彼は一度活動を休止しますが、その直前の吹き込みという事もあってか哀愁を弾き語る様なグッと沁みるスローナンバーが本作の魅力かと思います。"Sonny Boy"、"St. James Infirmary"、"Nobody Knows The Trouble I See" などリリシズムに溢れた演奏は素晴らしいに尽きます。
Red Garland(p) Wendell Marshall(b) Charlie Persip(ds)
US NJ 右トライデント 紺Lbl. MONO VANGELDER刻印 良好盤!!
'64年にリリースされたモノラルの2ndプレスです。曇りやカゼヒキ無く良い音質です。
このプレスでもコレくらいのコンディションは中々見なくなりました。
■CONDITION
[JACKET] vg
背辺と下辺に大割れと透明テープを確認できます。
[RECORD] vg+++ (バリレラVR-IIでの評価)
表面的な軽度のスレを数本確認できる程度で目立ったキズはなく再生ともに十分良好なレベルです。
ダストレベルの微妙な薄チリは若干感じるとこも確認できましたが、新品でも仕方ない印象のもので、まず問題ありません。
■TRACKLIST
A1 Sonny Boy
A2 My Honey's Lovin' Arms
A3 St. James Infirmary
A4 I Ain't Got Nobody
B1 Baby, Won't You Please Come Home
B2 Nobody Knows The Trouble I See
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