■COMMENT
スタン・ケントンやベニー・グッドマン楽団でのキャリアを持つイタリア生まれのアメリカ人サックス奏者、ヴィド・ムッソが残した自身の名義では(おそらく)唯一となるアルバム。ロカビリーテイスト溢れる冒頭の "Sing, Sing, Sing" からアーシーにスウィングする無骨なサウンドは独特のクールな魅力があります。
Vido Musso(sax) Chico Alvaraz, Maynard Ferguson(tp) Milt Bernhart(tb) Willard McDaniel(p) Bobby White, Jackie Mills(ds)
USオリジナル Crown(同年のModern盤とどちらが先かはわかりません) 深溝 MONO 良再生のプレイともに十分概ね良好!
■CONDITION
[JACKET] vg++
上辺オープンサイドに2.5CMほどの割れを一つ確認できます。
それ以外は特に問題なく十分概ね良好な部類です。
[RECORD] vg+++/vg++ (バリレラVR-IIでの評価)
表面的な軽度のスレをそれぞれ少し/少々確認できる程度で目立ったキズはなく気になるようなノイズの影響は殆どありません。
B面にはやや白っぽい濃いめのスレも一部確認できますが、全く問題ありません。
再生は両面とも全体を通して十分良好です!
盤質に不安があるCrown=Modern系ですが、当店のシステムでは特に問題なく良好です。
■TRACKLIST
A1 Sing, Sing, Sing
A2 Back Street Boogie
A3 Jersey Bounce
A4 Movin' On
A5 Emaline
A6 Rockin' Time
B1 Vido's Boogie
B2 Sherry Pink
B3 On Stage
B4 Rollin'
B5 Rock House Blues
B6 Russian Lullabye
検盤システム