『ミスターT』や『ザ・シュガー・マン』の愛称で親しまれたブルーノートを代表するテナーマン、スタンリー・タレンタインの'67年作品。
ブルー・ミッチェル、ジュリアン・プリースター、ペッパー・アダムスら強力なフロント陣を配したデューク・ピアソンの秀逸なアレンジが光る迫力のビッグコンボもの。激渋の哀愁ラテン "La Fiesta"、ボビー・ヘブの名曲も特有のアダルトムードで演った "Sonny=Sunny" ほか、嫋やかなブルースフィールの "When The Sun Comes Out"、神妙なモーダル色がカッコいいバラード "Theme From The Oscar" など聴き応え抜群の全6曲。この辺りの品番のモノラルは珍しいです。
Blue Mitchell(tp) Julian Priester(tb) Pepper Adams(bs) Stanley Turrentine(ts) James Spaulding(as/fl) McCoy Tyner(p) Bob Cranshaw(b) Mickey Roker(ds)