弱冠18歳でキャリアをスタートさせた瑞々しく可憐な歌唱が印象的な女性シンガー、 ジェニー・スミスの'63年作品。代表作「Dotのジェニー」の前年にあたる絶頂時の吹き込みです。作曲家/ピアニストとしても著名なスティーヴ・アレンが司会の人気TVショウに度々出演していたジェニー。そのアレンの曲を3曲交えたスタンダード中心の構成。モート・ガーソンの秀逸なアレンジに乗って "Fly Me To The Moon"、"Speak Low" 等のバラードから、"This Could Be The Start Of Something"、"Let's Face The Music And Dance" といった爽快スウィンギーなナンバーまで多彩なジェニーが味わえる好盤。