ジョン・コルトレーンの志を継ぐようなアフリカ音楽の影響も感じさせるプレイスタイル〜数々の前衛的な作品への参加でフリージャズ界隈で名を馳せたサックス奏者アーチー・シェップ。翌年の『Attica Blues』でもお馴染みのシンガー、ジョー・リー・ウィルソンをフィーチャーした壮大な三部作 "Money Blues Part"、インプロ感溢れるサイケデリックで強烈なディープジャズ二部作 "Things Have Got To Change"、精悍でエモーショナルな響が美しい唯一のバラード "Dr. King, The Peaceful Warrior" まで聴き応え満点。