ラファエル・チコレルなるコンポーザーが、地元?ミルウォーキーのカスタム(自主)レーベルに残したソウルジャズの至宝。あのペニー・グッドウィン名義の幻盤『Portrait Of A Gemini』の影役者としても知られるピアニスト、レイ・タブス率いるトリオと女性シンガーのサンデラ・マンデラをフィーチャーしたプロモーション用とも言える作品。ボッサの要素も含んだ最高に洒落たナンバー "You're My Reason"、バーナード・パーディばりのドラムブレイクで開幕するジャズファンク "The Bird"、息子とのデュオが愛らしい最高にウォーミングな "Walking With Jocko"、小気味好いピアノトリオを伴奏にサンデラが官能的に歌い上げる "All That Love Making" など秀逸な作曲センスともに全編素晴らしい。