60-70年代にLGBT運動を声高らかに推し進めた米国のフェミニストSSW、クリス・ウィリアムソンの'75年発表アルバム。この作品をリリースしたワシントンの小規模自主制作レーベル「Olivia」はレズビアンの女性によって運営されていたそうで、ジェンダーにまつわるカウンターカルチャー運動を起こし、オノ・ヨーコにも評価されたそうです。幽玄のベルの音色が幕開けを合図する "Waterfall" 、プレイベートプレスの醍醐味たっぷりのカントリーナンバー "Hurts Like The Devil" 、ミルフィーユの層のように重ねられたコーラスの構成が実に優美な "Sweet Woman" など収録。その力強い歌声と主張、洗練されたウォーミングさがいつまでも色あせない傑作。 USオリジナル プレイは十分概ね良好!歌詞等が印刷された二つ折りのインサートが付属です。